ATRAC Less Walkman A810, S610 Series

New Walkman in Euro

欧州のSonyが新型Walkmanを発売した。なんとSonyが押しまくっていたATRAC形式をサポート外とし、新たにWindows標準のWindows
Media DRMサポートと思い切った行動にでた。ますますフリー(自由)なメディア・デバイスとなりつつあるEuro Waklman、注目です!!

Sony Like?

今回発表されたのが、「NWZ-A810シリーズ」5色、「NWZ-A610シリーズ」4色で、内蔵メモリの容量が、2GB、4GB、8GBを用意。A610シリーズに限り、2GBと4GB版にFMラジオ搭載機種も発表された。

気になるデザインだが、プレスリリースの画像を見る限り、NTT DoCoMoの「SO902i」に似たような、コンパクトデザインで、シンプルなボタン類がいかにも「海外デバイスです」と主張している。カラーについても、落ち着いた色合いが多いが、中にはライトなものも含まれていて、子供から大人、女性、男性と、幅広くターゲットにしている。

対応データ形式は、音声はMP3、AAC、Windows Media Audioで、AACはiTunesの認証がかかっている形式は非サポート。Windows
Media Audioに関しては、DRM(認証)もサポートしていて、やっと市場の標準に追いついた。動画形式は、こちらも標準のH.264、MPEG-4をサポート。今後も安心して買うことができるデバイスになったのは喜ばしいところだ。

iPod versus

様々な標準規格を採用して、かつての全盛期を復活させようと躍起になっているSony。果たしてデジタル・オーディオ・プレイヤーの雄「iPod」の牙城を崩せるのだろうか?

とにかく「iPod」のブランドは強い。世界最強の「iTunes Store」が唯一使えるデバイスだし、徹底したマーケティングと斬新な技術力で他社の追従を許さず、現在の地位を築いてきた。そこに切り込めるのは、Sonyぐらいしかいないと思う。それは機能や戦略は別として「Walkman」という強力なブランドを持っていて、Apple以上に幅広くビジネスを行っている、経験豊富な企業だからだ。そこにしっかりとしたマーケティング戦略を持ち、この「Walkman」のように、無難な構成とデザインのプロダクトを出していけば、ある程度はシェアは奪い取ることが出来ると思う。

ただ、個人的にはMac非対応なのは頂けない。結局はiPodを以外の選択肢がほとんどないので、ぶっちゃけると興味が沸かない。逆にMac対応にしたら、意外とMacユーザーは飛び付くだろう。彼らは新しいのが大好きだから。

iTunes
Storeで購入した音楽は使えないので、大量買いしている人は、よっぽどのことがない限りはiPodから離れていかないだろう。その点を考えると、まだまだ詰めが甘くはないだろうか?
せめて、Napstarのような定額を支払えば、無制限に音楽データをダウンロード可能になるような音楽サービスを始めたり(勧めたり)、Appleと交渉して、iTunes
DRM AAC を使えるように交渉したり。

または、対応プラットフォームを増やしたり、コアなユーザーが飛び付くような、最先端のデータ圧縮フォーマットをサポートなどどうだろう。iPodに対抗するには、性能だけではなく万人に使えるようにするべきだ。

The guts of the Japanese company

冒頭で述べた、ATRAC形式の音楽データを非サポートとしたのは驚きだが、これも時代の流れだろうか。Sony Japanも時間はかかるが、いずれ同様の道を歩んでいくことだと思う。Sonyは日本企業なんだから、日本から新しいことを発信、挑戦していかないといけないんだけど、最近は逆のパターンが多く(PS3等々)、日本人としてもの凄く微妙な感じがする。いっそう、外資系に買収されたほうが、諦めが付くと考えてしまうのは、潜在的にSonyが嫌いだからか?

とにかく、国外でもなんでも、日本初の「Walkman」が、機能的にようやく更生してくれたことを素直に歓迎しよう。

Welcome Walkman!!

New Walkman

Walkman A Series, S Series

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