iPhone版Growl「Prowl」登場の衝撃

Update

最近iPhone 3GSに買い換えてどっぷりはまりすぎて、サイトの更新が全くされていません。言い訳ですけど。というわけで、たまにはiPhoneの話題。今日、soundscape outさんのサイトを眺めていたら、iPhone版Growlなるものの記事が掲載されていて、速攻食いついてみた。

Prowlは、簡単に説明するとMacのGrowl側にプラグインを突っ込んで、通知が発生した際にProwlサーバに情報を送り、そこからiPhoneのPushサービスに通知する仕組みだ。Prowl側のサーバを経由するので、Growlが対応する通知のすべてをPushサービスで通知でき、Mac側の設定を工夫することによって、様々な用途で活用できるようになるだろう。

Prowlをアグレッシブにダウンロードする

iPhone Prowlさて、前置きはこれぐらいにしておいて導入方法を説明しよう。

Prowl: Growl Client: App Store
http://itunes.apple.com/WebObjects/MZStore.woa/wa/viewSoftware?id=320876271

上記URLをクリックして、iTunesからApp Storeに接続してProwlをダウンロードする。ここまではお約束のパターンなので特に問題はないだろう。

ダウンロード完了したら、とりあえずアプリを起動したくなるのが人情だ。しかしちょっとまて! 楽しみは後に取っておけば、より増大するというもの。まず下準備を整えようではないか。

上記にも記載したが、Prowlは独自のサーバを経由してPushサービスに通知する仕組みなので、アカウントを作成してアプリからProwlサーバと通信をさせないといけない。いわゆるIDとiPhone端末との紐付けが必要なのだ。

そのためには、必ずアカウントを作成する必要があるというわけ。深いことは考え込まず、とりあえず下記URLにアクセスして登録してみよう。

Prowl: Growl Client: Official Site
https://prowl.weks.net/

サイトを開いたら、ページトップのメニューの「register」から登録ページに移動して、必要事項を記入してアカウントを作成する。

たったこれだけで下準備は完了した。早速アプリを立ち上げて、今作成したアカウントのIDとPasswordを入力して、Growl Readyな状態に持って行くべし。

Growlをアグレッシブに設定する・・・前に

冒頭でも述べたが、このProwlはMacが発信するGrowlの通知をインターネット上に放り出して、ProwlサーバがiPhoneのPushサービスに通知する。幸いなことにProwlサーバ側はMac側から通知を受け取って、内容をそのままPushサービスに転送してくれるので、そう難しい作業は必要ない。作業があるとしたら、そう、あなたのMacで何をiPhone側に通知するのかを設定するだけだ。

・・・。今記事を書いていて思ったんだが、GrowlってMacのハードコアなユーザーしか知らないのでは?
Mac定番アプリと言われているけど、意外と知らないユーザーも多い気がする・・・。

もしあなたがライトユーザーで、Growlの事を知らないのならば、下記URLを熟読して、Growlをインストールすることをお勧めします。きっと用途がグーンと広がるはず。「これがないとMacな生活が出来ません」ぐらい凄いアプリなので、必ずインストールすること!てか、Prowlを使うにはGrowlがインストールされていることが絶対条件ですから!

デスクトップ・インジケート Growl v1.1
https://www.screamo.jp/2007/09/09/14/12/07/
OmniGrowl – Growlに浸りたい人へ
https://www.screamo.jp/2007/10/13/12/31/31/

Growlをアグレッシブに登録する寸前に

さて本題に戻るが、Growlを設定する前に1つGrowlのPluginを追加しないと行けない。なぜかというと、Growlは標準では通知をインターネット上に掘り投げる機能を持っていなく、標準ではローカル環境のみの通知に限られてしまうためだ。

というわけで、恐らく作者は試行錯誤した結果、Prowlサーバに通知を送信可能にするための手段にPluginを選択したという筋書きのようだ。(勝手に想像したけど)

Pluginのダウンロードは下記URLよりできる。
https://prowl.weks.net/installation.php

Prowlの導入方法が記載されているページで開設との途中に目立たないリンクがあるので、思わず見落としてしまう人がいるかもしれないので、あえて言っておく! ブラウザの表示領域の上部から換算して25cmぐらい下の部分です(わらかんか・・・)。えっと「Installing the Growl Plugin」の見出し下の「download the Growl plugin」というリンクからダウンロードできます。

ダウンロードして解凍後、Prowl.growlViewというファイルを開くと、Growlがインストールされている環境なら自動的にダイアログが表示されてYesかNoかを二択で聞いてくる。とりあえず深く意味は考えずに「Yes」と回答しておく。

その後「環境設定」が自動的に立ち上がり、同じ物Growlの環境設定が表示されてインストールは完了。とりあえず、ここまでできれば一安心だ。

Prowl

ついにGrowlをアグレッシブに登録する

さて、ここからが本番だ。Prowl Pluginをインストールしただけでは、Growlの通知をPushサービスに送信する準備が整ったに過ぎない。当たり前のことだが、何を通知するかを決定しないとならず、楽しさ半分・迷い半分という、もの凄い微妙な位置づけの作業をこれから行っていく。

Growl

とりあえず悩んでいても仕方ないので、Growlの通知に対応しているアプリケーションの一覧を見てみることにしよう。

先ほど表示されたGrowlの環境設定のウインドウのタブ「アプリケーション」をクリックして、Growl対応アプリケーションの一覧を覗いてみる。
多いのか少ないのかわからないが、色々なアプリが登録されているのがわかる。てか、自動的に登録されているのね・・・。

さて、何で開設しようか・・・と悩むところ小一時間。
「やっぱり今のトレンドはTwitterでしょ!」
ということで「Numb」に決定。

「マイナーーー!!」って言葉は置いておいて、、、、否! Numb最強。Twitter系で一番最強!(と信じています)なので、意外と浸かっている(使っている)人も多いはず!

先ほどのGrowl環境設定のアプリのリストから「Numb」をダブルクリックして、アプリ個別設定を開き、「アプリケーションの表示スタイル」のプルダウンを「Prowl」に設定する。他にも設定が必要ならば、今のうちに済ませておこう。

Growl

最後にGrowlからProwlサーバにログインする際のIDとPasswordを入力する。ウインドウ一番上のタブ「表示オプション」をクリックし、左に配置されている「表示スタイル」の中から「Prowl」を見つけ出して選択。その後に表示される設定項目の「Prowl Username」「Password」を入力して「Verify」を押す。

ID、Passwordが問題なく通れば、これで完了。お疲れ様でした。

Growl

Mac → Pushサービス という極楽

iPhone OS 2.0の時にPushサービスという構想をアップルが発表した際に、実はあまり期待はしていなかった。所詮バックエンドでアプリケーションを動作させるのではなく、サーバ経由で単にテキストを送信したり、アプリケーションを立ち上げたりするだけで、何も面白いことはできないと思ったからだ。結局OS 3.0が登場してPushサービスを試してみても、自分の考えは全く揺らがなかった。もうダメじゃん。iPhoneと思ったぐらい。

だがこのProwlが登場してその考えもふっきれた。詳しく自己解析してみると、バックエンドで色々やりたいという思いは諦めて、「単純に通知するだけの機能」という名のPushサービスと割り切れたのだ。単にシンプルに通知するだけ。アプリ間連携なんて夢のまた夢!

自由度が高いMac側からPushサービスを操る爽快感は本当に素晴らしいものがある。Growlについても、アップデートこそほとんどされていないが十分な機能を有し、対応するアプリケーションも多いので、この自由度が高い2つのアイテムを使えば何でも出来る気がする(くどいが通知に限り)。

やろうと思えば、Mailの新着をGrowlでiPhoneに飛ばして、iPhone側は普段はメールサーバに情報を拾いに接続しない設定にしておけば省エネになり、なによりもリアルタイム性(Push対応のメールサーバなら例外だけど)が確保される。仕事に出かける前に動画のエンコードをかけて、終了の報告をiPhoneに通知するなど、使い方は無限に広がることだろう(ちょっと言い過ぎだけど)。

しかし勘が鋭い輩なら既にお気づきかと思うが、一点だけもの凄いデメリットがある。それは常にMacを立ち上げておかなければならないという事。ううーん、これさえ無ければ最強なのになぁ。

あと、初心者には敷居が高すぎる点と、Macでしか作動させることができない事。あとはアプリが日本語化されていない事かな。とにかく万人が扱えるアプリではないのが少し残念。これを打開するには、もっともっとiPhone Appが充実してPushサービスをアグレッシブにサポートするしかない。そうなるとProwlの存在意義さえ怪しくなるけど、まあいいや。深いことは考えないでおこう。

さて、次回はProwlのオプションについて解説していきたいと思う。わかる人には自分でいじくってればすぐにわかってしまうほど、単純な設定だけどわからない人は永遠とハマる恐れあり。

いつ更新されるかは断言できないけど、自分の気分次第とでも書いておきます。なんせこのエントリーさえ数ヶ月ぶりですからね。

related story