待望のHTML5対応へ – Coda 1.7

Mac OS Xで動作するWeb構築アプリケーションの「Coda」が1.7にバージョンアップ。待望のHTML5コード補完機能が追加されました。

Coda

「Coda」はシングルウインドウで作業に専念できるように開発されていて、複数アプリケーションを立上げながらの複雑な作業になりがちなWeb制作のシーンを、よりシンプルにしようという開発者のコンセプトを感じさせられるアプリケーション。オーサリング機能はありませんが、強力なコード補完を初めとするエディタ、内蔵ファイルブラウザ及びファイル転送、サイト管理、内蔵ターミナル、プラグイン拡張等、非常に多くの機能が凝縮されています。

パニック・ジャパン – Coda – Mac OS X 用 シングルウインドウ Web 構築環境
http://www.panic.com/jp/coda/

アップデート・スパンが非常に短く、日々精力的に開発が進められている点の安心感も加え、デベロッパーが「Transmit」で有名な「Panic」。同社は非常にMacライクなアプリケーションの開発で定評があります。

パニック・ジャパン – ショッキングなほどに優れた Mac ソフトウエアをあなたに。
http://www.panic.com/jp/

そんな「Coda」、ついにHTML5のコード補完機能+αが追加されたバージョンアップが公開されました。

パニック・ジャパン – Coda – リリースノート
http://www.panic.com/jp/coda/releasenotes.html
  • コード補完機能のパワーアップ!
    • 最新の HTML5 タグをサポート
    • 最新のベンダー固有 CSS プロパティをサポート
    • 拡張された Javascript(追加キーワードおよび DOM エレメントを含む)をサポート
  • Perl 構文カラーリングを改良
  • CSS 構文カラーリングを改良
  • 選択された行を上下に複製するキーボードショートカット — ⌥⌘↑ および ⌥⌘↓ — を追加。
  • Coda を最小化するとクラッシュする可能性があった潜在的な問題を修正
  • ローカル/ルートパスにチルダが含まれている Transmit 4 お気に入り設定の読み込みが正しく行えるよう修正

個人的にブームが起こっている「HTML5」に対応してくれたこと、「ブラウザエンジン固有のCSSプロパティ」、そして何気に利便性が向上しそうな「選択行を複製するショートカット」が、今回のバージョンアップの注目点でしょうか。

特に、現在CSSマークアップは「CSS Edit」を利用しているのですが、バージョンアップも止まっており、最新のプロパティに未対応な点が多い事を考えると、今後は「Coda」に移行をした方がいいかもしれません。

個人的願望としては、Panic Japanの人たちが読んでくれることを願って、以下に記載します。

  • Transmitとのサイト情報の同期(読込みではなく同期)
  • WebkitのWebインスペクターのような機能及び、編集中のCSSの差込み機能(そしてリアルタイムでプレビュー更新)
  • サイトごとにアップロードファイルのパーミッションを指定機能(Transmitにも欲しい)
  • 簡単なテーブルオーサリング機能
  • プレビューエンジンにGeckoを追加(切替えられたらいいな)

Gecko対応は、非常に手間がかかり現実的ではないかと思いますが、一応最後尾に記載しておきました。


恐らくは、今後HTML5、CSS3にフォーカスしたバージョンアップが予想され、ますます活用シーンが増えそうな「Coda」。バージョンナンバーもそろそろ2.0に近づいてきたため、メジャーバージョンアップの可能性もあります。

今後、どのような進化を辿るのか非常に楽しみですね。

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