大丈夫!iCloud書類はローカルバックアップされている!

Mac OS X 10.8 Mountain Lionが発売されて、ますます存在感が増しているiCloudですが、そのなかでデータをiCloud上に保存し、対応アプリケーションでいつでもアクセスできる「Documents in the Cloud」という機能があります。しかし怖いのが、iCloudサービスに何かしら障害が発生し、データがすべてロストした場合の対策。ビジネス用途に利用する場合は特にクリアにしておきたいポイントです。

Documents in the Cloud

Documents in the Cloud

NumbersMacであろうと、iPhone・iPadであろうと、対応アプリケーションさえあれば簡単に書類へアクセスすることができる「Documents in the Cloud」は、一度活用してしまうと元に戻れないほどの利便性を備えています。

私は普段、作業履歴、売上げ管理、管理サーバ等、多くのデータをNumbersで管理しているため、作業Macを「Mac OS 10.8 Mountain Lion」へ移行する際に、それらのファイルの一部をiCloud上で管理することにしました。

出先でも簡単にデータを確認できるし、編集作業もさくっと行い保存。それらはすぐにiCloudにアップロードされ、他のデバイスでも最新の状態を保ってアクセスすることができます。今までは特にクラウドと言われても目新しさはなかったのですが(技術的なアピールだけで実感できず)、ここまで利用形態を根本から変えられてしまうと、嫌でも「クラウド」という新時代の訪れを意識させられてしまいます。

最悪のことを考えてみる

しかしクラウドと言っても、結果的にネットワーク上にデータを設置するサービスに過ぎず、セキュリティやバックアップ体制が気になるところです。もちろんローカルで管理するよりも、多くの専門スタッフが管理しているであろうiCloudのほうが、ハッキングやデータロストの危険性は低いだろうと思いますが、できればローカル環境でもデータを管理しておきたいし、バックアップもとっておきたいと思うのが人情です。(先日に発生したファーストサーバーの大規模データロストの件もありますし・・・)

というわけで、iCloudの利便性を損なわずに、ローカル環境でもしっかりデータを保持するにはどうしたらいいのかを考えてみました。

ローカル環境にデータは保持される

iCloud ローカル保存場所結論から言うと、Macではファイル単位でしっかりローカルに保持しているため、特にアクションを起こさなくてもOKです。TimeMachineを導入している環境では、それらのデータもしっかりとバックアップされるため、万が一iCloudで障害が発生してデータがすべて消失または破損し、最悪Mac上のiCloudデータが上書きされてしまったとしても復元可能。

バックアップ環境を導入していない場合でも、iCloudとMacの2カ所でデータは保存されるため、一概には言い切れませんが、Mac単体で管理するよりもデータロストの危険性は少ないと思われます。

なお、iCloud関連データは以下のローカルディレクトリに保存されていますので、気になる方はご確認を。
file://localhost/Users/[ユーザー名]/Library/Mobile%20Documents/

残る問題はセキュリティ対策

クラウド上にデータをアップロードすると、いつも気になるのがセキュリティ部分です。サーバOSやスクリプトは常にセキュリティーホールが発見されては穴を塞ぐ作業のいたちごっこ。ヒューマンエラーによる過失も後を絶ちません。

私は今のインターネット時代、完璧なセキュリティというのはありえないと考えており、データ漏洩のリスク回避から、iCloud上にアップロードして利用するデータは、最悪漏洩しても問題がないデータのみに留めようと考えています。

しかし「Documents in the Cloud」を一度利用してしまった身。できればiCloudだけで完結でき、ローカルストレージがない未来を迎えたい気持ちもあります。

使いたいけど漏洩が怖くて使えない・・・。

このモヤモヤを近いうちにアップルが解消してくれることを願います!

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